2025.10.16
🟦都立中高一貫校受検の意味‼️
難関私立受験生と競うためだけでなく、そもそも算数は深い思考力をつけるのに最適の科目であり、その意味からも算数を極めなければならない。確実に勝つためには、正直小5までに極めておくことが理想である。これだけで、一気に80%勝つ。とは言っても適性検査訓練は欠かせない。算数力が高いほど適性問題の正解率は、高くなる。高正解率で、何種類かの適性問題を、終わらせれば、合格は確実となるであろう。
作文について。
もちろん訓練は必要である。過去の合格者は、早い子で、小4から訓練している。ただ小学生には、問題がある。語彙力及び教養が必要である。語彙力がなければそもそもろくな文章は書けまい。平仮名ばかりの文章では幻滅である。さらに教養がなければ底の浅い文章、稚拙な文章、一面的な文章、偏った文章、主観的な文章、抽象性の欠落した文章、自分とその家族、特定の友達だけで書かれた文章、それらを井戸の中のわたしの文と呼べば、その井戸の中から出ることはない。
作文とは、要するに、狭い、頑な自己の呪縛から放たれて、広い視野、多元的な考え方、そういう中に自己がどうあるべきか悩む、つまり哲学的な探求の精神が作文力を決める。小学生に哲学的な思考は土台無理❓ いやそういう思考、論理のできる小学生が実はいるから、普通の小学生はいくら頑張っても勝ち目はないわけです。ただそういう小学生ばかりではない。どんぐりの背比べなのですが、そういう烏合の衆の中で、ちょっとマシな答案を書けば受かるわけです。だからちょっとマシなら書き方を真似る。それでいいわけです。とにかく都立中高一貫校の合格最低点は、驚くほど低い。これで受かるの❓というほど低い。みんなそんなにできない。だからちょっとマシなら点を取ればいいわけです。ほとんどが大手塾に行くわけですから、合格者も大手塾から出る、これは当たり前の話しですよね。だから受かっている生徒のほとんどは、落ちた連中と大差ない。だからその多くが、入学後落ちこぼれるわけです。過去問で解き方を覚えただけの生徒が、入学後思考力を発揮して伸びていくなどということはまずないわけです。竹の会の合格者の多くが、トップテン合格で、合格後も上位にあり、難関大に合格している、というのとは違うと思います。
竹の会は、徹底して思考力を培うことをやってきたわけです。竹の会にいた子たちが、たとえ試験に落ちても公立中学でトップにいて、成績を伸ばすのは、それだけの根拠のあることです。
都立中高一貫校に合格するには、小学2年から訓練することですね。それは、結局都立中高一貫校だけではなく、高校入試の基礎を培うことにもなるのです。いや将来の大学入試の基礎にもなっています。目先の合否だけに囚われるのではなく、将来を、見据えて、揺るぎない力をつけること、これが紛れもない、真の目的であるはずです。