2025.10.14
なぜ内申がとれないのか‼️
落ちる子の兆候は、随所に実は見られていた。落ちた子の勉強風景を見返してみると、ああ、こういう子は結局落ちるのか、と納得すること多々ある。
レジュメの正解率が低い子は落ちる❗️ これは端的に能力不足である。
レジュメに時間がかかる子は落ちる❗️ これも能力不足を示すものである。
算数で思考を働かせられない者は、そこまでの能力であり、それは本番には、通用しないことの証拠を示されたも同然である。
伸びるかどうかは、IQ次第である。IQが、知識的な喜びをもたらす。わかることの喜び、知ることの喜びは、すべてIQがもたらすものである。IQが低ければ、この喜びがない。この喜びは、人間を動かす原動力になるものである。よく突然勉強意欲を失う子が多いのは、このわかる喜び、勉強をすることによって得られる喜びがないからである。IQが原因であることが多い。
わかる、解ける、は、勉強のエネルギーである。塾で喜びを得られる。だから塾に行くのが楽しみになる。過去の桜修館合格者の体験談にはそういう心情にあった子の体験が述べられていた。
勉強しない人間には、塾は喜びを与えてくれる場所ではない。また部活に生活を振り回されている人間も学問で喜びを知ることはない。ゲーム中毒になり、テレビを観て無為に過ごす子たちには、学問の喜びは永遠に訪れることはない。
学問は、毎日欠かさず付き合って初めてその真の喜びに出会う性質のものである。今日の勉強を昨日の勉強と比較することで、初めてほんの1ミリの成長を悟ることができる。昨日出来なかったことが、今日できるようになっている。半年経ったとき、自己の学問の進歩を知ることになる。勉強は毎日続けなければならないのは、そのためである。
勉強の苦しみは、喜びの裏返しである。悩みを工夫して乗り越える、そのためにあれこれ思案して何度も挑戦しては失敗し、また思い直して工夫する。うまくいかないので、あれこれ読み、調べ、習い、また工夫する。勉強とは、悩みと工夫の連鎖、繰り返しにほかならない。
成功は、強い意思のなせる技‼️
「絶対に合格する❗️」「必ず受かる❗️」強い意思が、勉強を支える。へこたれない、タフな精神、これがない子は、脆い、すぐ脱落、つまり諦める。タフな精神を支えるのは、ロマンチックな憧れだ❗️ 「京大に入りたい❗️」その憧れが、勉強のエネルギーとなる。
試験に弱い子‼️には、覇気がない。基本的にIQの問題ではある。内申が取れないのは、試験本番を確実に予言しているとみてよい。5がない。2がある。4が少ない。3ばかり。こうなると敗北は確定的である。
こういう子は定期試験の点がよくない。試験勉強はしているのに悪い。俗にいう要領の悪い子である。
なぜ❓
試験勉強は、満遍なく7回回す‼️と言っても、科目による。理科なら7回だろ❗️ 保体を勉強するとする。この場合、教科書は満遍なくである。図や写真、その注釈も丁寧にチェックする。サブノートを作る。かつて新宿高校に合格した生徒は、定期試験前には、必ず各科目のサブノートを作り、理解しながらまとめていた。サブノートは、理解するため、と整理、つまり頭をクリアにするためにつくるのだ。彼は、ほぼオール5で、早実の推薦を得て、学科試験を受けたが、残念な結果に終わった。しかし、彼は新宿高校で1番を取った。実は、「英語ポイント集」は、彼が早実を受けるというので、私がそのためにと執筆したのが誕生の由来だった。「英語ポイント集」は、その後の竹の会では、入試にはなくてはならないものとして、改良を重ねてきたのだ。
サブノートを作ったら、ひたすらサブノートを読む。10回は読む。色鉛筆を使うなら、橙色(オレンジ)である。赤で引きまくっては、何が重要かわからなくなる。本当に重要なところを橙色の上から赤で塗るのだ。
内申の取れない人は、準備期間が短いこと、サブノートを作っていないこと、7回回していないこと、要するに、勉強不十分なのだ。
普段から試験直前に覚えることをサブノートしておく、そして7回回すのだ。このとき、教科書を丁寧に手抜きなく読まなければならない。
試験に弱いのは、不完全過ぎる勉強しかしていないからだ。部活であれ、スマホであれ、ゲームであれ、とにかく怠けていれば、できるわけがない。不徹底な勉強しかしないからできないのだ。やるなら徹底してやる、としたら勉強に集中するしかない。家で何もしない、塾でふざける、それで取れたら世話はない。