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現代受験論🔷だから落ちるのだ‼️ 復刻版

2025.06.03

🔷だから落ちるのだ‼️
 独自校を目指すというのに、中2までに中3までを終わらせられない。これは、中3・直前期にいくら頑張ったとしても、手遅れである。
 なぜそんなに時間が必要なのか。
 それは、どんなに時間をかけても、本物の受験戦士とはなるには、足りないからだ。
 形ばかり進んでも何もならない。レジュメが、テキストが、形だけ終わったとしても、何にも合格を約束するものではない。
 わからないからと説明を受けて「わかった」として先へ進み、終わったとしても、力は、全くついていない。レジュメを苦しみながら、なんとか工夫して、答えを出す、そういう苦しみの過程を経て、培われた力こそが、本番の力となる。
 時間が必要なのは、実は、それよりも、英語でも、数学でも、本当に「わかった」と言えるまでになるには、並大抵のことではないのである。例えば、英文解釈に入っても、本当に、英文解釈というものが、わかるには、生半可のことではない。初心者は、単語の意味を調べて、それを並べて文にしようとする。英文の骨格などまるで無視する。主語と動詞を正確にとらえることもできないのに、平気で訳文をつくる。どの語がどの語にかかるかも何も考えていない。何よりも、英文を、見てまず文型を捉えるということをしない。文型など眼中にない。無視する。文型がわかって、それから辞書を引くのでしょ。そういうことがわかるまでにどれだけ時間を要することか。
 数学にしても、未知の問題に対するスタンスが、身につくまでには、並大抵の時間ではない時間が必要である。
 というか、英語にしても数学にしても、あるレベルに達してからの入試問題を過去30年分以上を解く過程でまたどれだけの時間がかかるか、これはもうどれだけ時間があっても足りないのだ。過去の入試問題を解く過程で、判明する弱点を補強するのに、時には、問題集一冊やることもある。ことは入試問題を解けば終わりというわけではないのだ。さらに、竹の会の場合は、それ以外に、特別に合格のためにやることがある。そのための時間も膨大である。
 いいですか。中3になって、どうにかなるはずもないのだ。中3になって、文句を言って欲しくない。中3になって相談されても困る。これまで意に沿わぬ高校に行った子たちは一人の例外もなく、塾を節約の対象ととらえていた家庭だ。カネをかけないで、カネのかかる、しかも行く価値もない私立に、行く選択がわからない。受験は、より価値の高い、行くだけの価値のある学校へ行く選択であり、そのためには、投資しなければ最初から行くことなどできるはずもない。
 しかも、投資はタイミングを外せば、失敗というリスクは当然あるものである。

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