2025.05.24
🔷中2で崩れる子どもたち‼️
人生の分岐点で脱落していった子たちのこと‼️
中2という時期はようやく学校に慣れてきて、適当に手を抜いても特に何事もなく日常は過ぎていくことを知り、なにか何をしても日常は変わらないし、勉強もゆるゆるで済ましても差し迫って困ることはない。竹の会では過去中1末から中2の1学期までにほとんどいなくなって、結局入試を迎えるのは1人だけということが普通だった。4人いたら1人残る。中2というのはそういう意味では人生の分岐点である。人生をフェードアウトしていく子たちが事の重大性を悟るのはずっと後のことである。
家庭学習ができない者は、受験など考えないことだ‼️
例えば、慶應義塾高等学校を受けるとします。それならライバル、例えば、サピックスや早稲アカのトップクラスは、普段何をしていると思いますか。塾のない日は、ゆっくり休んでテレビを見たり、ゲームをしたり、していると思っているのですか。塾の時間はどう過ごしていると思いますか。のんびり友達とふだけながら冗談を言い合ったり、ちょっかいを出して遊んでいると思っているのでしょうか。
受かった子というのは、普段こそ目が真剣さに満ちている。言われたことに黙々と取り組んでいる。時間を無駄にしないですね。できる子というか、本当に頭のいい子ほど、時を無為に過ごすことをとても嫌いますね。
勉強に集中できない子を見ていると、なんともったいないことをするのだろうと思います。その一瞬一瞬に自分の未来を破壊している、そんな気がします。
試験が身近に迫るまで、物事のリアルが見えないなんて、それでは動物と変わらないじゃないですか。人間には、言語がある。だから未来もリアルに想像できる。入試が2年後というと、親でさえも、なにかまだ遠いことの日のように、漠然ととらえて、のんびりと構える。何度も言いましたが、受験学年になって真剣になってももう手遅れなんですよね。まだ2年あるから、旅行でもしよう、なんて考える親もいっぱいいますよね。わたしはそういう親は相手にはしません。手遅れになって受験学年になってわたしにあれこれ「相談」されても困るんですよね。
もうそういう不毛な相談は終わりにしたいと思います。竹の会の対応は終わりということですね。
今、やらないと、目一杯やらないと、だめなんです。本当に独自校、難関校に合格したいなら、今やらないともう間に合わないんです。その時が来てみないと判断できないなんて、その時になって初めて慌ててあれこれ手を尽くそうとするなんて、それって先を予測できない動物と同じですよね。
もうそろそろ
🔷探求集中型の子‼️が伸びる❗️受かる❗️
集中できないなら、受かることはない。集中とは、脇目も振らずに無心に勉強する人のことだ。これは探求型の人に特徴的なものだ。
受験の成否は、実は、中1が始まったときからわかる場合がある。それは探求型の子に顕著だからである。探求型の子というのは、放っておいても探求するという姿勢が他の行動の選択を許さない。考え始めたら、性癖かのように考え続ける。他の行動とは、周りにちょっかいを出す、ふざける、大声を出す、おしゃべりが止まらないなど。
集中できない子というのは、何か騒ぐ材料に事欠かない。腹が減ったと騒ぐ。探求型の子が、そっとおにぎりを食べて、また勉強に没頭する。そういうことができない。食べて満たされると、今度は、もっと食べたいと騒ぐ。満たされると今度は別のところに心が飛ぶ。探求してないからだ。そうなのだ。欠落しているのは、何かを追い求める、追求する、探求するという飽くなき姿勢である。わからないままでは済まされないという、わからないという負の状態が我慢できないという、天賦の意思、才である。
こういう子が、成功するのである。こういう子なら家庭でもその姿勢は変わらないであろうから、信頼できるのだ。
合格する子はすでにしてわかる。