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現代受験論🟦桜修館攻略の秘策‼️

2025.09.15

🟦桜修館攻略の秘策‼️

 竹の会の合格者は、トップテン合格者がほとんどだ。しかし、合格最低点ラインでの合格を期すという手もある。それならこれまでのようなノルマを果たすこともない。どうしても桜修館に入りたい、そういう願いに応えて、合格さえすればという考え方もありうる。
 それならそれで指導の内容も違ってくる。これまでのように、合格に必須のレジュメを終わらせなければ、ということもないかもしれない。しかし、最低限正解率はそれなりに高くなければやはり合格は無理と思う。特に、10人いたら8人が解ける問題が「わからない」と悩む子は合格は無理である。みんなが解ける問題は解けなければ、そもそも受検できる、普通の能力に欠ける。
 だから合格するには最低限の、備えていなければならない能力というものがある。キィーワードは「普通に」である。普通に考えれば普通は解ける問題が、解けなければ合格の、見込みはない。そういう子は塾に通っても受かることはない。普通に考えたら解ける問題が解けないのはIQに問題がある。それだけのことである。
 過去の桜修館合格者は、算数に強い力をつけた子がほとんどである。竹の会で言えば「新速解」あたりまでをやっていれば問題ない。牧歌的時代の終わる平成25年、小石川合格者は、「推理の素」までで受かった。とにかく算数に強い者が強い。
 理科の重要原理は素養として必要である。せいぜい20テーマほどだと思うが、一通りの常識的な理解はしておくことである。
 桜修館の作文は、他校に比べて、比較的易しい、というか取り組みやすい。作文は書き方なんかよりもとにかく「問いに答える」ということを骨の髄に染み込むまで学ぶことである。作文とはいうが、ほとんどの受検生が問いに答えていない、それだけのことである。

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