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現代受験論🟦都立中高一貫校には、粗悪品生徒が多数合格しているという事実が物語る真実‼️

2025.09.19

🟦都立中高一貫校には、粗悪品生徒が多数合格しているという事実が物語る真実‼️

 合格者にエナに通っていたという者が多いのかどうかはわからない。ただ竹の会の合格者の話しから、エナに通っていた、という子が結構いるようである。そういう話しとともによく耳にするのは、エナなど大手塾出身の子たちが、頭が悪い、できない、落ちこぼれている、という話しである。もちろんできる子もいるに違いない。しかし、大手出身者があまりに多いからできない子も目立つということなのだろう。
 ここに、一つの真実が示されている。大手塾では、思考型の子は育てられないということ。知識を詰め込む、解き方を教える、そういう受検指導をしている、ということ。しかも、そういう付け焼き刃対応でもとにかく合格はできるのだという事実である。竹の会の合格者たちが、トップテンで合格することが普通なので、合格線上の子たちが、どういうレベルの子なのか、どういう勉強をしてきたのか、全く意に介さなかったが、入学して途端に落ちこぼれる一群の子たちがいるようだ。思考型の勉強を積み重ねて来なかったことの代償は大きい。
 過去問の焼き直し問題で、直感的に、かつ大量の問題を練習してきたのであろう。そういうやり方をすれば合格ギリギリでも食い込めるというのは、驚きだが、大手はそこに攻め所を見たのであろう。とにかく受からせればいい。受かった後のことは知ったことではない。要は、合格実績さえ作れば次に繋げるという考えなのだろう。普通よりやや上の子たちが競い合うことを前提に、そういう子たちを過去問もどきで訓練するということなのだろう。今はほとんどが大手に行くから、同じ大手の子たちの子の潰し合いということである。おそらく大手塾の不合格者は合格者の数十倍に達するであろう。そして合格者も不合格者も大手の生徒である。
 そうなると、大手塾から合格するのは、あたり前で、ほとんどが大手に通うなら、合格者もその中から出る道理である。
 そうなると、過去問もどきで受かるのは、特に、それが良かったから受かるということではなく、過去問もどきで練習した者しかいないから、もともとのIQ順に受かっているだけのこととなる。それこそピンからキリまでの小学生の中から選別されるわけで、早い話、大手塾生徒寡占ならその中からIQ順に受かるのはあたり前である。
 となると竹の会にしてみれば、そういう連中を牛蒡抜きするのはいとも容易い話しなわけである。ただし、最近の竹の会には、そもそも受検生がいないし、最近は、内申が特にいいという子も来ない、しかも入会時期が遅い、さらに習い事・稽古事など普通にやって受検しようという親子ばかりで、少なくとも受検オンリーの大手塾生に勝つこともなかなか困難な状況が続いている。本来の竹の会の合格スタイルは、小2ないし小3の入会、内申の「よくできる」が8割の子、習い事・稽古事はなしの勉強一本のスタイル、塾ファーストの姿勢だったわけであるから。わたしの経験値からすると公立小の6割はいわゆる境界児童と見ていいと思う。わたしはさらにIQ99までは境界層と呼んでいる。割合の理解が困難な子たちである。中学受験で成功するほどの優秀な児童は平均して学校に1、2名であろう。内申で「よくできる」が8割以上ある子が、公立中高一貫校の指導ができるギリギリのラインであるのは間違いない。

 

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