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現代受験論🟦高校入試に成功するために老婆心ながらの警告⚠️⚠️

2025.10.04

🟦高校入試に成功するために老婆心ながらの警告⚠️⚠️

 この忠告は、現中3に対してではありません。現中2以下、特に、中2の皆さんに対してです。
 現在体育会系の部活に精を出している中2の皆さんは、この忠告は、関係ありません。しっかり運動してください。
 わたしが、高校入試として、念頭に置いているのは、都立独自校、早慶、開成までです。もちろん国立の筑駒も視野に入れています。
 まず、勉強時間ですが、これは中学生の場合、最低でも、平日5時間、休日10時間必要です。現在、一日の勉強時間が、3時間前後という中学生は、わたしのこれから述べる警告の対象とはなりません。どうぞ今の生活をそのまま続けてください。
 わたしが、勉強時間の最低を示したのは、高校入試に合格するためには、それなりに知識の吸収が必要であり、それにはそれに見合った時間が必要だからです。
 高校入試に合格するには、一定の知識量が必要であり、そのためには、小6の2月から高校入試の勉強をスタートさせて中2までには、受験レベルに仕上げなければなりません。つまり、公立中学のカリキュラムは、高校入試には役に立ちません。公立は、内申を取るためだけに存在意義があります。公立の定期テストは、平均90点を取れなければ、IQに問題があるか、一日の勉強時間が足りないか、のどちらかです。内申に5がない生徒は、この警告の対象ではありません。5は少なくとも4以上、3があったら何もお話しすることはありません。
 そもそも小学、中学程度のレベルで、内申が取れなくて四苦八苦するようでは、最初から高校入試をどうこう言う話しにはなりません。今は、少子化のため、日大櫻丘程度でも簡単に推薦が取れる、一般でも簡単な時代です。都立独自校、早慶以外なら、今の「ゆるい」勉強でも十分です。
 都立独自校は、入学しても、上位25%以内にいなければ、意味がない。だから早慶レベルに合格できるほどの力をつけておかなけらばならないのです。戸山にしても、日比谷にしても、上位は、慶應女子、慶應、早実などの合格者、開成不合格者などで占められています。そういう勉強をしていないで、仮に合格できても、ビリケツないし落ちこぼれです。都立は、内申だけ高い子が、推薦などのルートで潜入しますが、普通は、落ちこぼれます。
 竹の会には、筑駒、開成にトップスリーで合格した生徒は、令和4年のことでした。その生徒は今年東大理Iに合格しました。つまり、竹の会には、高校入試については、筑駒、開成合格ルートが確立しているということです。この開成ルートを基準に、都立独自校、早慶の合格ルートを考える、つまりプログラムしているということです。
 早期の英語、数学の完成❗️
 英語は、安定した得点源となる科目です。駿台模試でも、80点では、全国順位100番前後です。つまり、英語は、全国的に取れる人が多いということです。ですから、英語が苦手などというのは論外です。
 英語は、小6の2月から始めて、中2が終わるまでに、ほぼ完成させていなければなりません。単語、文法、読解のbig3を仕上げればいいのです。それにはそれなりの時間がかかります。もちろん竹の会には、開成ルートがあります。
 数学は、中3になってからもやればやるほど伸びていく科目です。ですから中2が終わるまでに、偏差値70には対応できるまでにしておけば、中3になってからが、ラクです。
 国語については、中2までに、漢検2級は当然としても、大学入試レベルの漢字に対応できることが望ましいでしょう。
 読解については、丸山眞男などの著書を一冊じっくりと読むことです。ただし、観察という視点、言語論的転回の理解が前提となります。
 都立受験者は、中2までに、理科、社会を完成させておかなければなりません。都立なら、理科、社会各一冊に絞り、ひたすらそれを読み込む方法がいいと思います。
 中3の4月、仕上がったあなたなら、もう志望校について心配することはありません。中3は、模試と補強の学年です。中3になって裸のままの生徒は、勝手に消えていきます。また中3から頑張って難関を目指す生徒も、すでに私たちの敵ではありません。
 こうした準備をすることなく、漫然と中3になって、高校受験の成績が伸びないと悩む親がいましたら、もはや手遅れです。
 中2までが、勝負です。
 

 

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