2025.06.20
🟧桜修館合格の仕方‼️
桜修館絶対合格の要❗️
①ある水準の算数正答力
②いわゆる適性読解力
①は、おそらく芝中レベルの算数解答力があればクリアである。問題を見て公式を当てはめる式の勉強をしてきた子はお呼びでない。問題文を読み、事実を整理し、関係性を把握し(有意性)、解を求める工夫をし、失敗すればさらに工夫をして、解を求める手順を探す、そういう勉強をして来たのでなければ、通用しない。
②は、適性検査問題独特の文章形式に、適応して、国語読解力を発揮できるか、である。答えを示唆する、重要なヒントを、会話文などの体裁で、さりげなく忍びこませる手口は巧妙である。純真な、不慣れな小学生が、コロリと騙される、それが適性検査問題である。日常に隠れた、重要なものにそれと気づく注意深さ、というか関心、普段の常識が問われる。常識というのは、十人中七人がそう判断するだろうという経験則である。ここで特異な判断、あり得ない幼い判断をする者を篩い落とすのである。だから精神的に幼い、未熟な子は、当然排除される。また、過保護ゆえの、甘やかされたゆえの、偏った判断は、当然排除される。一般に、同年代の男子より精神年齢の高いとされる女子に有利と言える。男子は、社会性の欠如が相俟って、偏りのある判断をしがちである。つまり、適性検査にはもともと不適合なのである。大人の思考、考え方のできる子が、選抜される、ように作られているのが、適性検査問題である。
作文にしても、自分中心にしか世の中を見れない、独りよがりの子には書けない。やはりそれなりの社会性を備えた大人の考え方のある者が選抜される。理科や社会も、重要な知識に限定されるにしても、その重要性は、常識な知識、常識的な法則に、昇華されたそれである。
わたしが、適性検査に受かるには、精神的成熟が必要だ、というのは、都合そのような主旨であった。