画像
中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

現代受験論🟧高校入試絶対必勝の掟‼️

2025.09.12

🟧高校入試絶対必勝の掟‼️

 竹の会では、高校入試に手順を踏めば確実に合格できるという、セオリーがある。そういう手順を踏んでもない者が、中3になって突然「青山を受けたい」「明治を受けたい」などと言い出しても、受かるはずもないのである。大手なら「とにかく頑張りましょう。やってみなければわからない」などと御託を並べてしっかりカネを取ることでしょう。
 高校入試というのは、安定した英語の得点力と群を抜いた数学の解答力の2つが、決め手である。
 もちろん国語読解力、漢字力が卓越していることは当然に必要である。漢字力、より広く語彙力は、読解の細胞として必須のものである。国語の読解というのは、評論の読解を核とする。評論は、価値観の表明であり、そこから価値観に繋がる概念(語彙)の理解を別枠として勉強しておく必要があるであろう。
 国語は、言語論の学問である。言語論哲学、言語論的転回を踏まえた指導者の指導が大きく結果を左右するであろう。ウィトゲンシュタインの哲学書は難解だから、その解説書を、それも定評のあるそれを読んで、それから「論理哲学論考」のこれまた解説書を読むといい。少なくともわたしにはそれがベターだった。国語という学問は、言語論的転回を背景にして、読むことが、読解というものの本質をよく捉え、本文の言語が合点がいく、符合するものとなろう。
 中2は、問題集を解いたり、模試を受けたり、する時期ではない。ひたすら下地を造る、基礎を確実にする、入試の核となる知識(知恵)を習得する、そういう時期である。地味で退屈な、何の変化もない、地味な活動の積み重ねの時期である。悲しいかな、多くの中学生が、この凡庸な日常に耐えられなくなって脱落していく。高校入試が、戦い易いのは、こういう自ら落ちていく中学生が多数いるからである。
 つまり、高校入試は、コツコツ努力する者が、最後は、勝つ仕組みになっている。退屈な日常に飽き足らない者が勝手にドンドン落ちていく、振るい落とされていくからである。
 最後まで手を抜かずに勉強を継続する者、そういう者が残る。中学というのは、そういう仕組みになっている。ただそれだけのことである。わたしが高校入試の方が成功すると言うのはそういう理由からである。意志の弱い者、勉強に関心の低い者、つまりはIQの低い者が脱落するのが中学という過程である。

 

ページトップへ