2025.09.09
🟧10月より高校入試本格指導スタート 対象 中2
🟣高校入試の職人 竹の会
竹の会は、昭和60年10月開設以来40年超に渡り、首都圏の高校入試を指導してまいりました。昭和62年東京では初めての高校入試に臨み、個人指導してきた上原中の男子生徒が市川高校、青山学院高等部に合格することができました。このときの指導が、職人的指導だったのだと思います。以来、私は、数百人の受験生の指導を通じて、志望校合格には何が必要か、考え、そのための手当てをするという方法を取るようになりました。入試という実践、経験、IQとの見合い、そこから入試合格のために最適の方法(手)を打ってきたと思います。具体的に、お話ししないと、話しが見えてこないかもしれませんね。
昭和31年 都立青山高校合格 女子
オール5 V模擬で、理科、社会60点前後 数学は、「入試数学ベーシック」を終えたのが、なんと中3の12月のことでした。
彼女の場合、試験センスが抜群にいい子でした。とにかく頭の回転が速いというか、教えられたことを自分なりに咀嚼してきちんと応用できる、こういうのを「頭がいい」というんですね。都立青山受験は、いろいろ心配な科目ばかりでした。特に、社会が60%前後しか取れてない。独自校受験の子なら、9割前後取るでしょ。少なくとも8割は取れなければ。まぁ、都立社会は点が取れないことで定評が確定しており、7割取ればいい、という年も多い。英語にしても私立難関受験の子にはとても敵わない。だから薄氷を踏む思いはあった。過去問で取れる点から本番で取るであろう点はかなり正確に予測できる。わたしは、理科、社会80を取るべく手当てした。こういうところが職人技だと言っているわけです。わたしは、どうしたら受からせることができるかを考えて、逆算して、手を考えるわけです。
竹の会のわたしの指導は、極めて職人的なものです。昔は、最低点合格法も使いました。できない子でもとにかく合格させる技です。合格最低点がわかっていれば、各科目で何点取れるかを計算して、得意な科目で点を上乗せし、苦手な、弱い科目では、ミスをしないように取れるものは取る、こういう方針で指導し、帳尻を合わせるというものです。この方法で、多くの子が合格しています。
学校なら「無理」と言われても、模試で不可能と出ても、私は、職人技で合格させてきた。竹の会の都立合格者は、その多くが、「危ない」と言われる中での合格であった。そういうときの方が、プロ魂なのか、「燃える」んです。
竹の会で、都立「落ちた」、私立難関「落ちた」というときは、必ず私の手から離れたときです。母親が主導で家庭で勝手にいろいろやらせる、そういう子は、たいてい落ちています。ほかに、私に、模試、定期テストのデータを「隠す」という子はたいてい失敗してますね。要するに、わたしが的確な「手」が打てないということです。いくら母親が、上の子で受験を経験したからとか、学校説明会を回ったからとか、ママ友ネットワークで受験情報に詳しいから、と言って、何か手を出すと、必ず失敗します。ただの素人ですから。首都圏の難関校の過去問40年間分を解いたというなら、別ですけどね。それはもう素人ではないですけど。
私は高校入試については、百戦錬磨の戦士です。入試を戦う、勝つための様々な方法を失敗から学んできたのです。竹の会の合格者は、逆転合格者が多いんです。