2025.08.26
🟨算数は小2から訓練しろ‼️
小学生の8割は、境界層ないし境界児童である。つまり、教えても効果は期待できない。わたしは、残り2割のうちのIQ100以上の子たちについてのアドバイスとして述べています。境界児童は、親が教育に関心が薄ければ、習い事でも稽古事でもサッカーでもなんでも好きにやらせればいい。あえて勉強を強制する合理性はない。
IQ100以上の子は、小2からの訓練があるかないかで、将来国立大学、難関私立大学に行けるかどうかに確実に影響する。小2から指導するメリットは、ひとまず都立中高一貫校をめざせること、あるいはそれをテコに都立独自校(日比谷・西・立川・戸山・青山・新宿・国立)に合格すること、に意味がある。23区に住む人なら、日比谷、西、戸山、青山ということになる。そこから東大、一橋、東京科学大といった道が見えてくる。断っておくが、もし東大をめざすなら、日比谷、西、国立だろう。そしてただ合格してもダメである。上位25%以内で合格し、その位置を保つことである。ということは、独自校をめざして勉強するだけでばダメである。筑駒、開成、慶應、慶應女子、早実に合格するほどの力が必要である。なぜなら、例えば、日比谷の上位合格者は、そういう人で占められているからである。開成に合格する勉強、これは高校入試の準備に特別のカリキュラム、プログラムをこなすということであり、さらに、小学2年に遡った訓練が絶対要件となるということである。そうした特別の訓練を一切しないで、持ち前の能力だけで、内申を取り、日比谷に入れても、喜んだのは、合格の日だけ。入学後は地獄を見ることになる。落ちこぼれて、いくら勉強しても下位に甘んじるしかない現実を思い知ることになる。
わたしは、小4からIQの高い小学生を指導し、都立中受検を失敗しつつも、高校入試の早期訓練に取り組み、中3の6月の駿台模試で全国1位に躍り出て、以後全4回で、トップスリーを取り続けた、そういう経験をした。その子はV模擬独自校の偏差値は天井を突き抜け測定不能と出た。
IQの高い子ほど小2訓練による成功は確実となる。都立中よりも都立独自校、都立独自校よりも開成、筑駒を、薦める。
境界児童は小2から指導しても普通になることもできまい。境界層ならある程度の成果は期待できるかもしれない。わからないが。ただ真面目に努力する境界層の子がGMARCHに進んだ例も竹の会にはある。だから成功する子もいる。しかし、ほとんどがない話であろう。
小2から指導すれば、IQが高ければ、高確率で開成レベルに達するであろう。普通はそうなる。しかし、必ずしもそうはならないケースもある。それは、親と、子に問題がある場合である。親が疑い深い、やたら状況に影響されて落ち着かない、口出しが多い、こういう軸のない親は、子を失敗に追い込む。ちょっと何かあると転塾と騒ぐから、まあやがていなくなるけどね。子は、素直で、責任感の強い子でなければなるまい。IQが高いと妙にはすに構えて、自分の考えが正しいとプライドだけが高く、素直に学ぶ姿勢に欠ける。こういう子は失敗するから取り合わないに限る。