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現代受験論🟨適性問題は10分以内に正解が出せなければ、適性能力はない‼️

2025.08.27

🟨適性問題は10分以内に正解が出せなければ、適性能力はない‼️

 適性問題は、解けなければ、合格どうのこうのの問題ではない。合格者は、10分もかからないで、正解を出している。問題の意味が何を言っているのかわからない、のは、いろんな意味で、能力水準に達していない、ということである。
 要は、問題を読んだら、一瞬のうちに、問題の意味するところを、本質を悟るということである。
 長い時間をかけて問題の意味もわからないままに時間だけが過ぎるというのは、能力的な限界がある。
 問題の本質、出題者は、何を問いたいのか、これを直感的でも、論理的でも、悟る子が、受かる、それだけのことである。
 だから問題を読んだら、ダラダラ読むのではなく、この問題の出題者は、何を求めているのか、どういう答えを期待しているのか、その本質的真意を一瞬にして看破することである。そう、勝負は、意味と読み取り、それは、一瞬の間である。何時間も時間をかけて何を聞かれているのか意味もわからない、そういう子が受けて受かる試験ではないのである。
 適性検査は、実はIQを試している。さらに精神的成熟度がある程度ない者は問題に答えられないように設計されている。精神的に幼い者は排除されるような問題設計ということである。自分中心にしかものを考えられない、周りを一切見ない、そういう子は、最初から対象ではない。勘違いしている親子があまりにも多い。ペーパーテストだから塾に通ってやり方を教えてもらえばできるようになる、そんな素朴な発想をする親子が多いわけです。なわけがない。解き方だとか、テクニックだとか、そんなものはクソの役にも立たない。
 要は、IQです。そして精神の成熟度です。過保護の親、甘えの抜けない、自己中心の子どもは、お断りですと、学校当局は、言っているのです。
 そもそも都立中は、IQの、高い子たちが行くところです。IQの高くない子が、仮に運良く合格できても、中で、やっていけるのか、わかるでしょ。その意味で、九段の区内枠というのは、馬鹿げた制度です。区内在住か否かを基準とすれば、IQは少しは低くていいとするわけです。IQが凸凹では、そもそも選抜試験の意味がない。何を考えているのやら。
 適性検査訓練は、だから、問題から出題者の意図を見抜く、訓練でなければならない。ただ練習して、結果に一喜一憂して、負けゲームに時間を潰して勉強した気になる輩ばかりだ。

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