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能力の高い子を発掘する入会試験

2015.11.17

 おはようございます。朝の気温は16℃、天気良好のようです。秋と春を比較して、春の一日の気温差が激しいこと、そのため実は秋のほうが朝夕の気温は低いのに、体の適応という点からは、春の方が寒く感じるのだということをどこかで見聞しました。今は、日中はTシャツでちょうどいいけれど、日没前後から冷え込む気配です。

 人間というのは、お呪いをかけられやすい存在なのかもしれません。政府が原発安全神話を言葉で流し続けたのは周知のことです。世の中は利権のためにさまざまな言葉をさまざまに権威付けしておまじないとして流布するよからぬ団体、組織で溢れています。国民の健康を司るはずの厚労省にして過去どれだけ国民を薬害で苦しめてきたことか。とかく日本人というのは江戸時代の名残か、お上の言うことには逆らいません。勲章を有り難がる国民性です。テレビで悪代官は征伐されても徳川将軍という正義は不変とされるのです。文明開化は官主導でした。アメリカのように政府を信じない国民性とは対照的です。アメリカの国民が銃を持とうとするのは基本的に政府を信用していないからでしょ。西部劇ではリンチの場面がよく出てきますが、国家を信用していないのです。陪審制だって国の裁きを信用していないから普及したのでしょ。日本のように盲目的に官を奉る風土ではむしろ隣人の裁きなど信用できないということになる、官に裁いてほしいということになる。大岡裁き、遠山の金さんに裁いてほしいということになる。日本では陪審制は根付かなかった。それで裁判員制度としてやってみた。陪審制は事実の認定だけで刑の量定はプロの裁判官がやるのだけれども、裁判員制度はひっくるめてやる。事実の認定だけではなく刑の量定もやる。プロだと刑が軽いのではないかと感じることは多いが、裁判員は刑が重くなる傾向がある。

 わたしたちは、偽装の権威に糊塗されたことば、お呪いに洗脳され、支配されていることに気づかないままに、支配者、利権者の思惑通りに動かされている可能性が強い。能力の高い子を育てられない、大手の偽装システムに取りこまれた親たちの末路はどんなものか。大手に1年、2年と通わせて、今この時期に我が子の伸び悩む様を実は気づいている親は多いのではないか。騙された親がバカなのか、いやそこまでの見識しかなかった、その程度の親であったというべきか、それとも騙す方がずっと役者が上であったのか。日本人の国民性は、つまり官を無批判に信用するという性格は、揺るぎない大手志向、大手信仰に顕著である。 折角の能力を伸ばせたのに、矯める、潰すような行動を選択するほどに大手は信用絶大なのでる。

 子どもの能力は伸ばすべきときに伸ばしておかないと、もはや手遅れになる。小学低学年のときには丁寧で正確な字を書く習慣をつけてあげることである。よく読書の大切さが言われるけれども、なに、そんなものはいい。本などというものは小学高学年になって子どもが自ら面白いと思って読むようにならなければ意味がない。図書室の利用でたくさんだ。何も親があれこれと立派な本を買ってやることもない。そんなことしてたら本の有り難みもなにもあったものじゃない。なんでもかんでも一級品を揃えてあげて子どもを馬鹿にするのはみな甘い親の疎外行為にほかならない。

 わたしの確信に近い心証は、小4、小5が勝負時期である。特に、小5の1年間をみっちりと思考鍛錬に使うことである。この時期はかけがえのない時期である。竹の会の入会試験は能力の高い子を発掘するに精度の高い出来映えとなっていることがわかってきた。入会試験の試作品を製作していた時期は入会試験に合格した子のその後の伸び、合否というデータもなく、暗中模索したものであったが、あれから2年の試行期間を経て、A合格者の能力判定の精度の高さに制作したわたしが驚いている。誤解のないように言っておかなければならないが、A合格をするほどの子でも大手に行けば結局潰されるであろうということである。飽くまでも竹の会の入会試験は竹の会での思考訓練を前提にした判定である。

 A合格とは、出題6問中の5問正解のことである。全問正解はS合格という。小4の2月入会を基準として小4の10月から小5の12月までに入会試験を受けた子でこれまでにS合格は出ていない。竹の会の入会試験でA合格ないしS合格をとればその後の竹の会の訓練を経れば、都立中高一貫校合格ないし進学重点校に進学する可能性は限りなく高い。これは99%確実な事実である。

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