画像
中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

開成高校 筑波大附属駒場高校 合格塾 🔛「ポイント集」のコンセプト

2023.11.24

🔛「ポイント集」のコンセプト
 網羅主義・完全主義の否定が、出発点
 何が、どういう形で問われるのか、これが前提になる。
 予備校の完全版テキストについて
 何もかも網羅されているのが、売りの複数の予備校の高校入試用の理科と社会を実際に手に入れて、目にしてみた。細かい字でかなりの厚さでびっしりと知識が組み込まれている感じであった。巻頭には現在の基本となる知識はすべて網羅していると自信に満ちたフレーズが見える。余程自信があるのだろう。しかし、令和5年に都立社会に出題された「大阪紡績」という言葉は、どこを探しても見当たらなかった。
 「大阪紡績」は、教科書には、資料として挿入された写真の説明の中に、細かい字であるだけである。高校の教科書だと、かなり詳しく扱われているところではある。わたしは、市販の参考書、大手塾のテキストなど、しらみ潰しに調べたが、どこにも見つけられなかった。
 こうしてこれらのテキストが,過去の遺物集だということを知ることになる。もっとも大阪紡績を知らなくても、歴史の中の大まかな流れとして、産業をとらえていれば、解決可能と思われる。つまり,大切なのは,産業の変遷という法則なのである。個々の言葉に囚われてはならない。
 網羅主義というのは、もともと求められているわけではない。大手塾や予備校が、知識を基準に、テキストを作ったから、必然そうなる運命にあった。
 しかし、人間は、網羅された知識を悉く頭に入れるのは、不可能である。かつての司法試験では、膨大な知識を頭に入れることが合格には必要と考えられていた。指導する側が権威主義的にそういうものだと前提して、指導していた。
 われわれは、今一度考えて見なければならない。人間に不可能なことを求めるのが、この試験なのか、ということである。
 そういう目で見ると、本当の真実が見えてくる。
 知識に惑わされてはならない。知識の背後に隠れた、真理(法則)が問われているのだ。わたしたちは、出題者を良心と見識のある、神の意思を持った人間と想定して考えるしかないのだ。神ならば恣意的な無理難題は押しつけたりはしないはずである。神とは合理的意思のことである。
 網羅的テキストを最初から読み通すのは至難のことであり、脳を害することは間違いない。わたしたちは、「これだけ」という範囲があるから「やる気」になるのである。また、わたしたちは、完全であることを求められると絶望を仄めかされたような感覚に襲われる。人間は自分が不完全なことを知っているのだ。ものごとは完全ではあり得ない。
 わたしたちは完全な、絶対的知識を求められているのではない。相対的知識を求められているのだ。
 ポイント集とは、完全なる知識集ではなく、相対的知識集なのだ。相対度を決めるのは、出題者の意思であり、それを知るために過去問を解くのだ。出題者の一般意思を過去問から知る、これがわたしの、竹の会のポイント集のコンセプトと言っていい。
 知識は、法則で語られなければならない。わたしたちは、知識を法則化することが、勉強にほかならなかことを知らなければならない。勉強とは、知識を法則化することによって、脳に整理していくことに他ならない。
 勉強とは、何か、それを学ぶ、知るのが、勉強の早道である。
 その過程で、わたしたちは、カオスの中から、混沌の中から、法則を見つける喜びを知るであろう。
 知識は法則化することで、脳に秩序をもたらす。

 勉強はカオスとの格闘である。カオスに処するには法則性の発見,ひたすら法則を見つけることに意識を集中させなければならない。

 鍵は常に法則性にあり。

chaos

カオスchaosとは、「混沌」を意味する英語である。無秩序で、さまざまな要素が入り乱れ、一貫性が見出せない、ごちゃごちゃした状況・様相を形容する表現として用いられる。

日本語では,いかにも雑然としていてまとまりのない様子や、およそ関係なさそうな要素が無作為に入り交じってるように見られる状況を指して「カオスだ」とか「カオス状態だ」という形で用いられる。「カオス」の語源はギリシア語の Χάος(khaos)である。これは元々は宇宙(コスモス)が成立する以前の秩序なき状態を意味する語で英語では chaos と表記し「ケィオス」に近い発音をする。

開成、筑駒を獲った竹の会数学の真髄を今ここに公開❗️
駿台模試全国1位を獲った竹の会の数学
「難関校で1位をとる数学 第一章」アマゾンから発刊予定

竹の会が贈る,高校入試シリーズ第3弾

高校入試「理科ポイント集」

アマゾンで発売中!!

 

 

都立理科出題問題から論点を網羅

目からのウロコの要点集

理科入試90点超を保証します

天体,イオンなど理科の疑問を悉く解消させる画期的要約集 いよいよ刊行

◎いよいよ執筆開始 竹の会数学シリーズ

 難関校合格のための数学

 開成・筑駒を獲った竹の会の数学レジュメをいよいよい書籍化

 駿台模試全国1位を獲った竹の会珠玉の数学レジュメを難関校のために再構成した

 「数学神髄」を刊行

 

高校入試「社会ポイント集」発売中!

 高校入試,これ1冊で100点獲れる本

 竹の会が贈る,高校入試シリーズ第2弾

 もはや社会で悩む受験生はこれでいなくなるだろう。

 アマゾンから発売中

定価 3,850円(税込)

  

Amazonで販売中!!

割合の魔法の算数

竹の会算数指導体系の一端を紹介した本。割合に悩む多くの小学生との邂逅から苦心の研究を経て生まれた竹の会算数の会心の体系

実際竹の会の指導ではいわゆる「ミクロマクロ」思考法により,難なく割合を理解していく子たちが普通となり,割合で悩んでいた小学生が嘘のようにいなくなった。

本書はそのような竹の会算数の仕組みをわかりやすく紹介したもの。

この本で算数大得意になることを保証します。

画像

 

竹の会の幻の名著と言われた英語ポイント集の復刻

全面書き換え新版

Amazonで発売中!!

「新英語ポイント集」

開成・筑駒トップ合格を可能にした,竹の会会心の高校入試英語の注釈&整理集!!

 

ページトップへ