2024.04.20
🎶中学受験に失敗なら都立3年型でいい
主として、天才ではない人たちへ
あなたたちは、大手、例えば、SAPIX、早稲アカ、日能研、四谷大塚、希学園などの中学受験専門の塾に、早い子で小3から通っている人もいるでしょう。
こうした塾は、とてつもないカネがかかるのはみなさんの方がよく知っている、いや覚悟の上ですよね。季節講習はオプションだらけ、通常コースも土日オプションがあります。当然天才ではないあなたたちはついていけるはずもない。それで天才たちも通う個別指導塾にも通うようになる。大手は、原則教材費は別ですが、オプション講座には、「これで受かるというテキスト」をセットにするものもあります。あなたたちは、大手の言われるがままに、受かるためには仕方ないと、唯唯諾諾と従うわけです。
このように与えられるものを追う、追いかけているだけの、何年間が過ぎて、あなたたちは、ほぼ間違いなく第一志望には落ちるのです。第二志望だって受からない。それで第三志望、第四志望へと行けるところへ行くという判断をするしかない。あなたたちは、第三志望、第四志望をめざしてカネを注ぎ込んで来たわけではなかったはずです。
そしてあなたたちは、実は、一番大切なのものを失っていることにまだ気づかない。
あなたたちには、学力がないのです。計算力がない。割合を理解もしていない。思考を培ってこなかった。思考スタイルがない。勉強習慣がない。
だから高校入試をめざして公立中学でリベンジを図ろうとしても無理なのです。
さて、わたしは、高校入試が一番いい大学へ行く近道だという立場に立つ者です。
3年型都立、日比谷、西、国立、戸山、青山といった進学指導重点校に入ることが、大学受験には、一番安上がりです。
中学受験であり得ないほどのカネかけて、私立中高一貫校に行っても、3年型都立の大学合格実績が絶対にいい。わたしは、カネを際限なしに投じて、私立中高一貫校に行き、上位に位置するためにまた塾、予備校にカネを使う、そこまでして東大に入れたのは、私立一貫校の50%ほどです。少なくとも進学指導重点校都立はそこまでカネはかけなくても、かなりの実績を出しています。
高校入試を視野に入れれば、小学の過ごし方も変わるでしょう。もちろんそのために低学年から訓練は必要です。高校入試だから塾に行かないという選択はありません。しかし、その塾は、贋物塾ではもちろんだめです。人柄のいい先生、教え方の上手い先生、優しい先生、など、本物の塾とは、関係ないことです。よくわたしは子どもたちが小学時代に通っていた塾の話しを聞きますが、正直首を傾げる塾ばかりです。第一、塾に何年も通って小学6年になって、計算力のない子、割合をまともに理解していない子、これはないと思うのです。親御さんがどんなにその塾を評価してもダメ塾です。
あなたたちは、本物の塾を見つけるところから、壁に突き当たるでしょう。東京には塾はたくさんありますが、その中から本物の塾に出会うことは奇跡なのだと思います。昨今は大手塾の多角化営業により、都内の中小塾は半減したと聞いております。つまり、それでも生き残っている塾ならそれなりに評価しうるという意見もあります。みなさまの幸運を願うばかりです。
実は、わたしも他塾のことは何も知りません。一切交流がないからです。大手がダメなことはわかっています。それは大手から流れてきた子を多く見てきたからです。しかし、その大手にいくらでも人が吸引されていきます。
まともな中学の定員(開成300・慶応中等190・慶応普通170・早実110・海城145・・・・・)から考えると、2000人ほどが成功者として、首都圏で52400人ほどが受けるので、50000人超があぶれる勘定です。大手に行っている50000人はあぶれる。難関と言われる中学には行けない。
あぶれた子たちの学力の話しです。第二、第三志望の私立に行く子も多いでしょう。公立に行くことになる子もかなりいるでしょう。そういう子たちの学力の話しです。また、公立中学へ行った子たちの高校入試のスタンスの話しです。漠然と大手塾に行き、また大手の鴨ネギになるのか。いや今度は個人塾に行き、個人塾特有の~母親、父親の要望をなんでも聞いてくれる融通のよさ、常に阿り、当面の課題は子どもの才能のないことなのに、先送りして、希望的観測ばかりを言い募る~壺にはまるか。
わたしは、本当のことを言って恨まれてきましたが。
わたしは、中学受験がだめなら高校受験でやればいい、高校受験の方がよほどいいところに行ける、と考える派です。実際、進学指導重点校(日比谷・西・国立・戸山・青山など)の進学実績を見てみてください。いい大学に行ってますよ。
わたしは、竹の会のことしかわかりません。たまたま竹の会と遭遇した人たちとの一期一会の邂逅を大切にしたいと思います。
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竹の会次回出版予告
「高校入試 開成・筑駒・慶應・早実のための英単語」
実は、語呂合わせ単語集を執筆していて、いやそれよりも開成などに通用する単語集を編集したい、という野心が湧き上がり、語呂単語は付録につけることにしました。
わたしは大学受験のとき、約3か月で1万語を覚えました。ここで覚えるという意味は、単語を見たら「意味がわかる」というものです。
決してスペルを正確に書けるという意味合いではありません。
わたしはすべての単語に漢字をあてはめて、単語を見たら漢字を思い出し、漢字から意味を思い出す訓練をしました。都合赤尾の豆単を50回以上回したら、どんな単語も見ただけで意味がわかるようになりました。
その方法はこの単語集で伝授することとし、それよりも、開成や筑駒の英語に通用する単語集を編集することに重点を移し、執筆することにしました。これは竹の会でなんとか出さなければと思いました。
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もはや社会で悩む受験生はこれでいなくなるだろう。
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割合の魔法の算数
竹の会算数指導体系の一端を紹介した本。割合に悩む多くの小学生との邂逅から苦心の研究を経て生まれた竹の会算数の会心の体系
実際竹の会の指導ではいわゆる「ミクロマクロ」思考法により,難なく割合を理解していく子たちが普通となり,割合で悩んでいた小学生が嘘のようにいなくなった。
本書はそのような竹の会算数の仕組みをわかりやすく紹介したもの。
この本で算数大得意になることを保証します。
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