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🔛答え合わせ~小4期・小5期に迷わず大手塾を選択した親子がその選択の結果(答え合わせ)を問われる時期

2023.12.31

🔛小4・小5の答え合わせ

 小4期・小5期に迷わず大手塾を選択した親子がその選択の結果(答え合わせ)を問われる時期となりました。
 わたしは、いつもこの時期になると、大手塾に大挙集められた子たちのことが、脳裏を掠める。
 小4、小5期に、親たちは、ほとんど迷いなく、子どもを大手塾に入れた、のでしょうね。
 さて、そういう子たちが、小6になって、あの時に、大手に託した、その答えが、もう出ていますね。
 いえいえ、ほとんどは試験に受からないだろうことは、よくわかっています。問題は、所期の基礎学力はつけられましたか、ということです。
 おそらく、基礎学力をつけられた人は、ほとんどいないはずです。
 わたしはもう十年以上公立中高一貫校志望の大手塾に通っていた子たちを見てきました。その中には、学校の成績もよくて、大手でも頑張ってきたが、小6になって、どうも伸び悩んでいる、そういう自覚のある子が、このままでは、受からないと判断して、竹の会に来たというのが、ほとんどでした。
 確かに、きちんとしていて、真面目な子ばかりでした。しかし、竹の会で、基礎学力をチェックしてみると、それは散々の結果でした。
 計算はできない。割合もほとんどできない。竹の会の小5ときには小4より、はるかに劣るものでした。
 おそらく大手では、小5までは、できると自信を持ってやってきたのでしょう。それはそうです。大手のレベルは、小5までは、平易な内容で、できるかぎり、できないという子を出さないようにやるからです。だから誰もできないとかいう感覚は持たないままに、小6を迎える。ところが、小6になればどうしても受検レベルをやらざるを得ない。そうなると当然できない者が続出する、落ちこぼれが出るのは当然予定されている。
 そこで大手ののやることは何か。

 これがまたこの時期ならではで、大手は、できないのは、講座が足りないからだ、と様々なオプション講座を用意してきます。日曜特訓、土曜特訓などです。できなければそれらを受けて補強してください、というわけです。この時期の大手は、もっともカネがかかる時期です。親も、受かるためには、と、何としても受かりたいと、短期間だからと、カネを注ぎ込むわけです。
こうして子は鼓舞され、親は躍らされ、祭りは終わりを告げるのです。

 いいですか。大手の合格実績は、額面通りに信じられませんが、仮に一歩譲ってその広報どおりとして、その数字を見て、「わたしも」と軽く吸引される親子があまりにも多い、しかし、よくよく考えてみてください。倍率は8倍ですね。どう考えても、落ちる方が圧倒的に多い。100人受かったら、700人落ちている。大手が、500人合格したと発表したら、3500人は、落ちているはずなんです。その落ちた3500人は、大手以外の生徒かのように、広報するわけですよね。大量の生徒を集めているのですから、その言い分は通らない。
 合格実績よりも、不合格実績が、一番知りたいわけです。いったいこれだけ大量の生徒を集めておいて、どれくらいの数が不合格となったのか、です。

 親や子は、正の側面しか見ないけど、大量の合格は、大量の不合格の反映でもある。これが、中学受験だと、第一志望はほとんど失敗するのが通常のことであり、第一志望者の大半は、第二、第三、第四へと吸収されることになるので、失敗があからさまに表沙汰にならない。落ちた人間は、落ちたと言いたくないので、表面に出ることはない。
 都立中高一貫校の今
 都立中高一貫校がスタートして数年の間は、それまで受験とは無縁であった層には、我が世の春が来た感じであったろうか。しかし、さらに数年が過ぎて、かつてと違って、私立の併願校化した都立中高一貫校は、今や、かつてのように、受験と関係なかった、経済的に私立受験困難層には、勝ち目のない受検となった。もはや普通の子、学校の優等生レベル(それは実はたいしたレベルではない)には、合格は望みの薄いこととなった。
このような状況で、ますます大手に行くことは、子どもをスポイルすることになる。そのことが親にはわからない。あまりにも単細胞過ぎる。
 大手は、学力の基本をつけるところではない。基礎学力が曖昧なままに、カリキュラムに従って、先へと進める。そういうやり方に、将来の高校入試を踏まえた姿勢など微塵もない。
 大手のカリキュラム主義、集団授業方式は、必然落ちこぼれを生む。
 いいですか。子どもというのは、一つのことを言葉で教えられただけでは、何もできないのです。これはかなりにできるとされる、学校の優等生だって変わりません。ましてや学校の授業にも辿々しく、金魚のふんのようにくっついていくだけの子どもには土台無理です。
 また、仮に、言葉が通じて、操作、手順が理解できたとしても、それだけでできるようになるわけではない。何度も練習をしなければならない。それも勝手にやらせておくのではだめである。子どもというのは、至る所で躓く。その度にくどいくらい説明して、練習をさせなければならない。子どもの指導というのは、手のかかる仕事なのです。なのに、大手では、手順をテキストで説明したら、あとは本人に丸投げする。一人でやるときに、夥しい、誤解が子どもを惑わせるのは、お構いなし、である。
だから、わたしは、大手は、一人で何でもできる、天才じゃないとやっていけない、と言っているのです。
 わたしは、多くの子が、躓くところ、誤解するところ、そういうところを、レジュメで、本当に、ミリ単位で、練習&指導することにしたのです。
 竹の会は、受験、受検と言っても、まず、誰もが、計算を確実にこなせるまで、鍛えます。だから小4になったばかりの子でも、小2あたりから訓練してきた子の計算力は、尋常なものではありません。最難関の中学の計算問題をすらすら解いてしまいます。
 これは、割合だって同じです。
 竹の会は、割合を、思考を磨く道具として、道具の工夫を積み重ねてきました。割合なんかは、大手では、テキストの一単元として、精々4ページほど割けばいいのではないでしょうか。竹の会では、割合を指導の基幹として、最低2年は思考形成の土台として取り組ませています。
 最低2年と申しましたが、これは、小3入会の場合です。小4入会なら小5の1年間しかありません。小5入会なら小6になるまでの数か月だけです。小5からだと成功率が下がるのはそのためです。
 小5の途中から大手を止めて来た子は、例外なく、計算力未熟、割合不消化、思考未熟です。大手にいた期間ははっきり言って無駄です。大手にいた子で大手にいたから「できる」という効果はゼロ、いやマイナスでしかなかった。
 大手を含めて、塾をやる者が、何をやるべきか、を自覚していないのが問題です。逆算ができないままに、先へ進める。全体を意識したカリキュラム主義は、個人的な事情は無視して、多数を基準に先へ進める。これが大手で落ちこぼれが、必然の理由です。わたしの経験では、学校では内申の「よくできる」が8割ある、優等生でもりっぱに落ちこぼれていました。親は、これを「うちの子は伸び悩んでいる」と言い、さらなるオプション講座に取り込まれていく、お客様です。

🔛いよいよ執筆開始❗️ 竹の会秘蔵数学レジュメの公開‼️
 『数学ポイント集1 難関校数学攻略定石集
  筑駒、開成トップテン合格を果たした、竹の会の伝説的レジュメ、その中の「入試数学ベーシック」を換骨奪胎して、新たな視点から新たに書き下ろした、数学指導の達人阿部雄彦の難関校数学攻略の定石集
このシリーズは、続篇「開成・筑駒攻略実践編」とさらに展開予定です。すべて著者独自の視点から切り込んだ、新たな書き下ろし作品となります。
 おかげさまで、既刊「新英語ポイント集」、「社会ポイント集」、「理科ポイント集」も、おそらく都下の受験生であろうかと思われますが、順調に部数を伸ばしております。
 これから、誤植を糺し、最新情報を加筆し、改訂を重ねていき、都立入試、開成・筑駒の対策書として、完成度を高めていきたいと思います。
 都立入試、難関入試なら、竹の会の本と言われるように、精度、信用度を高めることを念頭においています。
 「入試数学ベーシック」の歴史
  平成9年でしたか、わたしは、平成9年の全国過去問から良問を選択し,1冊のテキストに編集しました。当初は,わたしが一問一問藁半紙に鉛筆で手書きした解答を生徒にコピーして渡していました。平成17年のレジュメ化事業に際して,この「入試数学ベーシック」から70問を選抜して,新たに全面的に解説を書き換え,レジュメとして制作していったのです。このレジュメ集は平成20年に豊島岡学園高校,都立西高校,立教新座高校,桐蔭理数の合格へと結実しました。

 その後,わたしは,新たなシリーズをレジュメとして,執筆しております。

 令和4年の開成・筑駒合格をもたらした竹の会の奇跡のレジュメ集の数々です。

 長年門外不出とされてきましたこれらの竹の会のレジュメシリーズの中から,「入試数学ベーシック」を換骨奪胎して「数学ポイント集」として刊行する予定です。

     

 レジュメ化された「入試数学ベーシック}

 

 

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◎いよいよ執筆開始 竹の会数学シリーズ

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実際竹の会の指導ではいわゆる「ミクロマクロ」思考法により,難なく割合を理解していく子たちが普通となり,割合で悩んでいた小学生が嘘のようにいなくなった。

本書はそのような竹の会算数の仕組みをわかりやすく紹介したもの。

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