2015.10.28
※この文章は、数年前、竹の会に実際にお子様を通わせておられたお母様に「わたしと竹の会」というテーマで寄稿いただいたものです。
★「わたしと竹の会」
竹の会との出会いは、4月に〇〇中学校で行われた「公立中高一貫校を知る会」で、校門前で配られていた数あるチラシの中にその名がありました。
その頃子供は、1年前に自らが行きたいと言って通っていた大手の塾を辞めたばかりでした。
大手を辞めたため、もう同じ轍を踏む気はありませんでした。
チラシにあったブログ「草枕」を読み、指導方法に感銘を受け、誠実さを感じたため入塾を希望しました。
もちろん子供が通うのでありますから本人の意志でもありました。
巷の塾では、受検の解き方のテクニックを持って授業するようなことも聞きますが、結果希望校へ入学できればもちろん良いのですが、その為の付け焼き刃はいかがなものかと思うこともあります。
自ら思考することが勉学の礎になることは何時の世にも不変であると感じます。
子供がそれをどれくらい大切なことか解ってほしいと思っていますし、将来における「勉強とは・・・」を学んで欲しいと思います。
ただまだ幼さが残る彼らが自ら考え抜いて、回答を導いていくことは時に難しく、またそれを指導することは、困難を極めることだと思います。
「よく考えなさい」と生徒に言えばいいというものでは決してありませんし、また「鉄は熱いうちに打て」といいますが、打ち過ぎるとちぎれることもあります。
小学生の指導も同じかもしれません。
素材(個人)によってそれは、匠やプロにしかできないことでしょう。
私自身は、最終の合否の結果もさることながら納得できる過程が大切だと考えております。
それ故にこの竹の会を選びました。
まだ、入って数か月、竹の会について語るには、早すぎると思っております。今回は、入塾希望をした理由を簡単に思いのままに書かせていただきました。
失礼がありましたら、どうぞご容赦ください。
思春期の難しい年齢ではありますが、変わらず竹の会に通っています。
「あなたにとっての竹の会はどういうものか?」と聞いてみました。
「(行くのが)あたりまえの場所。なくてはならないもの。」だそうです。
※「思い出の声」のコーナーでは、塾長が大切に保管している塾生・親御様からの私信や、塾生・親御様から頂いたコメントなどを掲載しております。
※ご本人様が特定されないよう、いつ竹の会に在籍していたのかは記していません。また、ご本人様が特定できるような記述は削除しております。