2015.10.28
★お母様からの私信
いつもお世話になります。
寒さが厳しくなるにつれ、本番に近づく緊張感も徐々に高まります。
竹の会に入会させて頂いて、もうすぐ一年になります。大手の講義を浴びていてあたかもやったような錯覚は、竹の会を見学に行ってすぐに確信に変わりました。
私が理想とする姿がそこにはありました。これは直感と言いましょうか、好き嫌いになるのかも知れませんが、とにかく自ら考える姿がありました。
ダメ出しされても、席に戻り、また考えるのです。なかなか出来るものではありません。
手取り足とり教えることは、決してその子の為にはなりません。分かったような錯覚が悲惨です。自ら考え出した答は、数字が代わろうが、また諦めずに取り組めるのです。
それまでの息子はしばらく考えて、分からないと、すぐにわからないと口にしていました。竹の会に通い一年、息子の口から、分からないと最後に聞いたのはいつだったか思い出せません。
出来る出来ないはさておき、自分の力で考えるということは、今後の生活を営む上で必ずや生きる力になると確信しています。
先生はいつも、出来ない子を出来るようには出来ないとおっしゃいます。
その通りだと思います。でも、自らやる環境にはなります。親としてそれで十分です。
やらされている子はそこまでなのです。気の毒です。自らやる子はまだまだ先があるということです。本人が続けていくのですから。
塾が楽しくあっという間だったと毎回言います。
ケンカしながら、机に向かわせていたあの頃の時間がもったいない。もっと早く竹の会に出会っていればと思います。人間比較して初めて良さがわかるものなのですね。
先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
子どもたちのためにもお体を大切になさって下さいね。
阿部先生あっての竹の会です。
※「思い出の声」のコーナーでは、塾長が大切に保管している塾生・親御様からの私信や、塾生・親御様から頂いたコメントなどを掲載しております。
※ご本人様が特定されないよう、いつ竹の会に在籍していたのかは記していません。また、ご本人様が特定できるような記述は削除しております。なお、今回の記事は個人的な私信ですので、ご本人様の中で、掲載するのにわずかでも抵抗をお感じになられたら、ご連絡ください。早急に削除いたします。