2015.10.28
※この文章は、数年前、竹の会に実際にお子様を通わせておられたお母様に「わたしと竹の会」というテーマで寄稿いただいたものです。
★「わたしと竹の会」
私と当時小5の息子はかなり勇気を持って竹の会の入会試験を受けさせていただきました。親子ともにとても緊張しました。
以前より草枕の一読者であった私は阿部先生の草枕から伝わるご指導と思想に感動し、感銘していました。
しかしながら草枕を知った当時、息子はある大手塾にまじめに通い始めたばかりでした。
息子は、課題はきっちりしていましたけれど、なかなか成績が上がらない毎週のテスト結果。消化不良をおこしているのは親の目からみてよくわかりました。
なにか違う!
この子は壊れてしまうのではないか?
と思った私は主人とよく話し合ったうえで息子にも問いかけ、竹の会の門をたたかせていただきました。
入会試験は・・・きっと現在の竹の会には入会できないくらいの結果でした。きっと阿部先生は、汗をかきながら長い時間必死で入会試験を解こうとする生真面目な息子に、温情をかけてくださったのだと思います。今でもあの光景は忘れられません!
その後竹の会に入会させて頂いた息子はかなりの成長を遂げてしまいます。
小3と小5が同じ担任の先生だったのですが、竹の会入会半年後、5年の最終個人面談でその担任の先生から「何かあったのですか?勉強面何か変わりましたよね?秘訣があったらぜひ教えてください!参考にしたいのです」とかなり熱心に質問されたので、私は竹の会のことを教えました。きっとその先生は草枕の読者になっているでしょう!
小6現在担任の先生は、最初の個人面談で「息子さんは性格はもちろんかなり知能が高いです!高評価をさせていただきます。塾へは行っていますよね?!」と言って頂けましたので、また竹の会のことをお知らせさせて頂きました!
そうしたら「はー! 5時間7時間自分で考えながら課題に取り組むとは修行のような塾なのですか!」と仰るので、「いいえ5時間も7時間も本人にとってはあっという間だそうです。考える楽しさを知ってしまったのですから」と言ったら、興味深そうに驚いていらっしゃいました。
ちなみに息子は竹の会入会前の成績は中の上だったと両親は認識しています。
まだ受検前ですが、阿部先生にも息子にも、申し訳なくて今は言うべきではないのですが、たとえ受検がダメだったとしても、考えることを竹の会で学んで身につけさせていただいた、それこそが一番素晴らしい宝物だと強く思います。
竹の会との出会いは奇跡でした。
阿部先生、息子は現在、風邪をひきながらもレジュメを細々ですがこなしています。
親の私ではこのような躾はできません。最後に息子のいつもの口ぐせ「どうして竹の会に入会したらこんなに僕は変わったんだろうなぁ?前の塾だったら僕は駄目になっていたよね。なんでだろう?今みたいにこんなに考えない勉強をしていたからだよね?うーん。やっぱり自分でも感じるけど、竹の会の阿部先生、すごい!全然違うよー!」
今本当に心から感謝しております。
今後、あと数か月で退会ですが、どうかよろしくお願いいたします。
※「思い出の声」のコーナーでは、塾長が大切に保管している塾生・親御様からの私信や、塾生・親御様から頂いたコメントなどを掲載しております。
※ご本人様が特定されないよう、いつ竹の会に在籍していたのかは記していません。また、ご本人様が特定できるような記述は削除しております。