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平成30年 都立富士高等学校附属富士中学校・合格(豊島区・男子) お母様からのお手紙

2018.02.25

【合格体験記】
 

阿部先生、竹の会のみなさん

 

約2年間、大変お世話になりました。

おかげさまで息子は富士高校附属中学校に合格することができました。

 

正直、竹の会にお世話にならなければ、息子は合格をできなかっただろうと思っています。

そして何より、竹の会で学んでいなかったら、コツコツと自ら考えて学ぶ姿勢は身につけられませんでした。

 

阿部先生、息子を大きく成長させてくださりありがとうございました。

 

2年前に入塾したとき、夫は一日4時間と7時間という長時間の指導に「あんな小さな子にそんなにやらせて大丈夫なのか」と驚いていたものでした。

しかし、息子自身は「楽しいよ!」といって毎回帰ってくるんです。

解けない問題が解けるようになること、そして、ほとんど褒めない先生から時々言われる褒め言葉、そして合格ハンコをいただけるのが嬉しかったようです。

 

小6の夏から始まる早稲田進学会の模試で成績上位者に名前を載せられず、さらに大原の模試でも4回とも「合格可能性50パーセント」という微妙な結果に終わり、息子は模試で結果を残すことはできませんでした。

しかし、唯一自信をもって言えるのは、貰った課題をすべてやり切ったこと、課題の解き直しも必ずやったこと、そして7回解き直し対象の指導レジュメは全て7回以上回したことです。

 

作文課題については、最後までほとんど「A」評価は取れませんでしたが、粘り強く何度も何度も書き直しました。

多いものでは17回も書き直した作文もあったほどです。

(そのおかげで、大原の模試では適性検査Ⅰが一番の得点源にもなっていました。)

 

息子にとって、信頼する阿部先生の指示をやり切ることだけが心の支えだったのだと思います。

1月からは、阿部先生厳選の過去問電話帳を言われたとおりのやり方で黙々とやり続け、阿部先生に頂いた「心をすまして 一問一問大切に考える」という言葉を胸に、「僕はできないから、丁寧に問題を解いてくるね!」と言って本番に臨みました。

 

実は、10月頃に一度「もうダメなんじゃないか」と何とも絶望に近い感情で家庭内がいっぱいになったことがあったんです。

ただ、その時に諦めかけていたのは親の方で、息子は一切諦めていませんでした。

無駄な不安を煽っているのは親の方なんだと実感した瞬間です。

 

「受検で残念な結果になったとしても、その先へ続く学力と自分で考えて解決する力を身につけることができたら…」という思いから息子とともに都立中への挑戦を決めたはずでした。

それが結局、「合格」することだけにとらわれ模試の結果に一喜一憂して勝手に焦り、落ち込んでいたのは親の方だったのです。

 

それに気がついてからは、息子の純粋な思いを応援し、楽しんで2月3日まで一緒に頑張ろうと、気持ちを切り替える事ができました。

 

これから受検に臨むみなさんも、

先生の指示をすべてやりきり、そして、最後まで諦めず立ち向かってくださいね。

正直、息子は合格と不合格の紙一重のところにいたと思います。

 

そこで少しでも合格を引き寄せる力を本番で発揮できたのは、阿部先生と竹の会の神様を信じ抜いたこと、そして自分の実力を受け入れ、謙虚な気持ちで真摯に受検に望んだからではないかと思います。

毎回戻ってくる膨大な課題を必死に消化して、指導日は気持ちを切らさずいかに集中するか…。

阿部先生の言われる通りのことをどれだけ実行できるか…。

それが重要なのだと思います。

 

親はその環境整備に徹するだけです。

 

阿部先生をとことん信じると決めた私の判断は間違いじゃありませんでした。

 

阿部先生、本当にありがとうございました。

○○ 母

 

 

 

 

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