2021.02.27
竹の会とともに手にした、そして共に受検した三人が合格するという、この上なく幸せな合格となりました。
息子は、4年生の4月に入塾しました。入塾試験は仮合格でした。
仮合格でしたので、調子が良いときでも気が抜けず、良い意味で緊張感を持ち続けたように思います。
ただこんなこともありました。
6年生の夏の終わりから受けだした模試で、算数以外がぱっとせず、先生に相談したところ、課題をやっていないからと、明解なお返事でした。
課題は、やっと受験直前の秋から取り組んだように記憶しています。
私の反省ですが、竹の会のみなさん、合格のためには貪欲に!合格が逃げます!うちも危なかったと思います。
そして実は、小石川志望でした。
親としては、竹の会の、そして適性試験のための勉強は、生涯無駄にならないと考えていました。
そこで、最難関を目指し、残念で区立へ進学となったとしても、高校受験で頑張ればいいと、息子には口に出してこそ言いませんが、甘く考えていました。
ところが 受検直前の願書入手の時期になって、息子は桜修館受検を言い出しました。
これまでやってきたから、合格可能性の高いところを受けて、合格したいと熱望しました。
家からの距離に心配もありましたが、息子から 桜修館のよさについて説明を受け、理解した上で、応援しました。
勉強をしてきた本人が、本当の志望校をぎりぎりで決めました。
それもまた、息子の成長と嬉しく思います。
そんな息子は、家庭学習で取り組む解き直しレジュメで、よく苦しんでおりました。
それはそれは辛いときもあったと思います。
塩をかけられたなめくじのように横になって動かなくなったこともあります。
ただ、成長と共に、問題から逃げずに向き合える時間が増えていったように感じます。
先生の指導についていくということは、自分で問題を解く、乗り越える力がついていくことだ、と確信しています。
それが都立の求める適性なのかもしれないと思いました。
また、息子が通いましたのは、指導日が平日3日の、B指導でした。
保護者から見たBの良さは、平日と休日で分けての時間のサイクルを作りやすいことかと思います。
平日は塾に合わせた時間を過ごして、休日は土日で同じ時間割にできます。
時間が固定されたほうが子供も体になじみやすく、共働きの我が家にはBが合っていました。
息子は、一緒に竹の会で過ごした 桜修館の先輩に会えることを楽しみにしています。
竹の会の後輩からの合格のお祝いのメールを見たときには私も感激しました。
縦のつながりが自然と育まれていたことに気付きました。
竹の会を通して勉強はもちろん、人と出会い、貴重な経験をたくさんしてきました。
阿部先生への感謝は尽きません。
ありがとうございました。