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平成10年 日本大学第二高等学校・合格(女子)Nさん

2015.10.28

【合格体験記】

 

私は数学が苦手だったのですが、竹の会に入っている友人が「数学のテストの点数が上がった」と言っているのを聞いて、入会を決めました。私自身も入会後、いつの間にか数学と英語の力が伸びていたように感じました。

竹の会は先生と生徒がよい具合にうちとけていたと思います。

冗談を飛ばしあったり、学校の事を話したり、時には厳しく叱られたり。こういう光景は竹の会ならではの温かみがあって、とても印象に残っています。先生と生徒が信頼し合っていたから、わからないことは、先生に質問しやすかったし、私達が納得のいくまで、説明して頂くことができたのだと思います。生徒同士も学校や学年を問わず、仲が良かったので、精神面で助け合うことができ、とても楽しんで勉強できました。

今から考えれば、三年生の夏期講習や冬期講習はすさまじいものでした。

朝9時~夜10時という長時間の勉強は初めての経験でした。

最初の頃はすぐに疲れてしまい「体がもつわけがない」と思いましたが、日が立つにつれ、体力と集中力がつき、「一日があっという間にすぎてしまう」といった感じでした。長時間、机に向かうことができる環境を先生が与えてくださったので、自分なりの勉強のリズムをつかむことができました。

それは高校生になった今でも大変役に立っています。

竹の会で毎日勉強していたので、家では単語や漢字を覚える程度。入試の直前や前日も数学と英語を見直しする程度でゆとりのある生活でした。

入試の日は少し緊張したものの、やるべきことはすべてやっていたので、心には余裕があるぐらいでした。数学でわからない問題が出ても、日頃から先生に「捨ててもよい問題」と「絶対に解かなければならない問題」の区別を教えてもらっていたので、特に焦ったりするようなことはありませんでした。

竹の会に入る前、私は数学でわからない問題があればすぐに答えの本を見ていたし、英語もただ問題を解くだけで、要点をおさえていない勉強をしていました。しかし、竹の会に入って私の勉強の仕方では伸びないということを教えられました。

例えば数学ではまず基本を教えていただき、次にプリントで問題を解きます。

この時点で、私が理解していないところを先生が熱心に教えて下さるので、基本問題は完璧にできるようになります。入試の問題は一問につき一時間くらいは自分で考えます。それでもわからなかった問題は先生が解説して下さいます。一生懸命考えた問題はその分、解法も頭に焼きつきます。

この「考える」というスタイルは竹の会で得た一生ものの宝です。

 

英語では、オリジナルテキストが大いに役立ちました。

重要な構文や文法、入試頻出問題を選りすぐったものなので、このテキストだけで、英語はほぼ完璧です。長文も普段から難しいものを出されるので、入試問題を解くときに簡単に感じました。

竹の会で学んだことのすべてが、高校に行っても役に立つことばかりなのです。

私にとって、現在の高校は挑戦校だったのですが、ここでも竹の会の勉強法は通用するので、塾に行かなくても十分上位の成績がねらえます。大手の塾には決して真似できない入試指導だと思います。少人数なので先生の目が隅々まで行き届いているように思いました。また、個別指導とも違い、友達をライバルとして意識し、切磋琢磨することも出来ました。

 

 

塾長・追記

Nさんは中学1年生のときにほんとうにひょいという感じでやってきました。

いつも笑顔を絶やさず話すとき必ずにっこりとほほ笑みます。Nさんは、平成10年に早実に合格したS君と同期です。たしかどこやら評判の英語塾に行っていたと思うのですが, いつしか竹の会の受験英語を信頼し、熱心に私の作成した「英語ポイント集(現在は絶版)」という小冊子を読みこんでいました。

中3のときは竹の会のSシステム(注釈:当時のシステムで、竹の会の指導時間すべてに自由に参加できるコース)でしたから、毎日のように長時間いた感じです。12月の代ゼミ模試では確か日大二高は無理との判定でした。S君と同じでした。

このころの竹の会は過去問指導法の完成記で、過去問電話帳(選りすぐった過去問を紐で綴じたもの)を何回も解き直すという合格スタイルもこの時期に完成しました。

彼女は結局日大二高に合格します。

しかも入学後に実施された日大系列(二高・鶴ヶ丘・櫻丘・豊山等々のすべて)の統一テストで8番という成績をとるのです。

 

 

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