2015.10.28
【合格体験記】
私は五年生のときに竹の会に入りました。
本格的に中学入試の勉強を始めたのは六年生になってからです。
学校の友達はみんな日能研とか四谷などの大手に行っていて、私は竹の会でこのままやるのがとても不安でした。私も日能研に行けば成績がよくなると思いました。それで一ヶ月ほど通いました。あこがれの日曜テストも受けました。
でも、やってみて私にはとてもダメだと思いました。
進度も先生の説明もとてもはやくて、私は黒板に書いていることを必死にノートにうつしてくるだけでした。それで、日能研をやめて竹の会でやることにしました。
竹の会の先生はちょっと厳しい時もあるけどおもしろくて、やさしくていい先生です。
中学入試は(竹の会では)私一人でした。勉強している人たちは皆学年がバラバラだけど、先生がきちんと指導してくれるので、あまり心配しなくてできました。
四月から七月。国、算とも点数が悪くほとんど取れませんでした。いつも点数がつけられない状態でした。八月のコンピューターテストの結果は最悪でした。九月も前と変わ、りません。十月から、先生に言われて国語の漢字とか四字熟語・ことわざばかりをやってだんだん国語に自信がついてきました。
十一月・十二月・一月と先生からもらった過去問ばかりを考えていたらあっという間に過ぎてしまいました。私は算数がすごく苦手でしたが、先生の指導のもとで、克服できました。
二月一日、初日は、トキワ松学園を受験しました。
私の番号を見つけた時うれしくて、「やった!」と声をあげました。
二月二日は昭和女子大学付属を受験しました。
そんなにドキドキしなく、国語もよく解けました。でも算数があまり自信がなかったです。昭和は次の日が発表でした。結果は掲示板ではなく封筒で配られました。もらったとき、重いか軽いかで合否がわかるとてもおそろしいものです。受験票をわたして封筒をもらったとき、重かったので、「ヨッシャー」と思いすごくうれしかったです。
こうして第一志望校に合格することができました。
※本合格者については、「竹の会回顧録(平成8年)~孤独な闘い~」もぜひご覧ください。